おはようございます
浅草【mille mele】
#ミレメーレ
広報担当YUKOです
1年の中でも
特に月が美しく見える十五夜
江戸時代の吉原では
十五夜の月を遊女たちもお客も
しばし日常を忘れ
月を愛でるひとときを楽しんだようです
格子越しに見える灯の下で
遊女たちは華やかな衣装に身を包み
満月に向かって願いをかけた
とも伝えられています
月は古来より
無常や恋の移ろいを象徴する存在とも言われ
吉原という儚(うつろ)う世界に
生きる人々にとって
その光は特別な意味を
持っていたのかもしれません
華やぎの裏に切なさを秘めた吉原の十五夜
賑わいの中にも静けさが漂うその情景に
江戸の人々が託した想いが伝わってきます
今夜の十五夜
きれい見えますように
